B型肝炎にかかわる検査値について

HBV DNA(エイチビーブイ ディーエヌエー)

B型肝炎ウイルスの遺伝子で、体内のウイルス量を反映します。そのため治療効果の判定に用いられます。
また、HBV DNA量が高いほど肝発がん率が高くなることがわかっているため、測定できないレベルまで下げること(陰性になること)を目指します。現在の単位は、Log IU/mLです。

ALT(エーエルティー)

肝臓の細胞に含まれる酵素で、細胞が壊れると血液中に流れ出ます。そのため、値が大きいと肝臓に障害が起きていることが疑われます。正常値は30 U/L以下とされています。

HBs抗原(エイチビーエスこうげん)

B型肝炎ウイルスの表面をおおっているタンパク質です。陽性であることはB型肝炎ウイルスに感染していることを示します。陰性化した場合、薬物治療中止の目安のひとつにもされています。

HBe抗原(エイチビーイーこうげん)

B型肝炎ウイルスが増えるときにつくられるタンパク質です。陽性であることはB型肝炎ウイルスが活発に増えていて、感染力が高いことを意味します。

HBe抗体(エイチビーイーこうたい)

HBe抗原に対してつくられる抗体で、HBe抗原と連動しながら変化します。 HBe抗原とは逆に、陽性であることはB型肝炎ウイルスの活動が弱まっていることを意味します。